AIのタイトル生成と自分でつけてたタイトル合わせてみました
「AIの意味無し」
遂に実用レベルのROMが出ました
↑この記事の完全版です
追記: バグもなく比較的安定しているOFFICIALROMが出たのでこちらの方がおすすめです。
RC1時点
間違えてVanillaでビルドしたものをアップロードしてしまい、Gappsなどの関係が全てないものなので(systemのマウントがリカバリがバグっており使えない)、Google依存の自分はすごい使いづらい(というか無理だった)のだが、
ROMが出た1月5日に新しいビルドが公開されるとのことでTelegramに更新情報こそなかったが、Googleドライブでは更新されていたので導入してみた。
インストール
ひつようなもの
- Pixel 8
- ADB/Fastboot環境
- 調べる心
- データ転送対応USB-Cケーブル
- bootloader unlockができて、簡単なコマンドが打てる程度の知識
- PC
前提
前提としてPixel 8をBootloader unlockします。
ROMを導入したいがまだアンロックしていない方は、開発者オプションから
の項目をONにして、bootloaderモードに行き、
このページに従いADBからアンロックを行ってください。
(※保証と既存データは消えるのでバックアップ推奨)
ROM本体
もしかしたらこの記事を見ている方は、執筆された時よりも時間が経ちROMファイルが更新されていたりするので内容が新しくなり機能が増えたり、変わったり、はたまた削除されていたりするかもしれませんが、この記事は「RC3」バージョンの解説をしています。
「RC4」以降にたとえなっていても導入手順は変わらないはずです。
ダウンロードしたら展開せずにそのままにします。
fastbootモードに入る
電源を切り、電源と音量-を同時に長押しすると起動します。
それか開発者設定からUSBデバッグをオンにして、
adb reboot bootloader
でも起動できます。
カスタムROMを導入済みの方は
電源メニュー→再起動→ブートローダー
から起動もできます。
インストール
ダウンロードしたフォルダで右クリックし、
ターミナルで開くを押します。
そこでデバイスを繋ぎ
fastboot update -w [ROMのzipの名前]
でインストールが開始されます。
何回か再起動し警告画面が出てきますが、電源ボタンを2回押すかその状態で数秒待ってください。
そうすると自動的に再起動されます。
root
自分の場合はKernelSUでのrootも欲しいので、一度fastbootに行きKernelSUも導入しました。
Magiskのrootも行えます。
(自分はMagiskアンチなので、KernelSUでrootしました。)
使用感
セットアップ
セットアップ自体は普通のPixel系統と同じです。
違うところといえば初期から3ボタンになっています。
ホーム画面
AlphadroidなのにcrDroidと名前が出ている。おそらくベースがcrDroidだからか(その影響かランチャーなども名前は違うが機能は同じ)
Pixel 8向けにリリースされているcrDroidだと、壁紙とスタイルアプリが起動せず壁紙の変更ができないなどの問題が起きていたが、こちらは特に問題なく全機能が使える。
初期アプリ
導入当初から内蔵されているChromeはバグってて起動しないので、Playストアから更新する必要があります。(そのせいで裏でChromeが落ちてる挙動が起きる)
独自設定項目
Alphabetがカスタム用項目です。
Android 13のカスタムROM並みにカスタム項目が多いです。
ほとんどのカスタム項目(初出がSparkOSなど別ROMがまだ14向けに開発していないもの以外)が存在します。
でもAlphadroidの前回のGapps非内蔵バージョンよりは独自項目は減っています。どっちかというとAlphadroidの名前を冠したcrDroidという印象。
Pixel Parts(Pixel独自機能)の項目は削除されており存在しませんでした。
↑分離して全て存在していました。
crDroidに存在したスマートピクセルは存在しませんでした。
他にも一部省かれている機能があるようですが、項目の数が元々多く少なくなった分バグが解消されたと考えれば良いかもしれない。
ちなみにおサイフケータイはモバイルFeliCaクライアントとおサイフケータイアプリを入れれば使えます
↑Rising系統とは違ったデバイス情報を楽しめる。MIUIみたい
生体認証
顔認証、指紋認証とともにストックROMと変わらず完動します。
顔認証はストックとアプリが少し異なっていて、Motorolaからの流用、またはオープンソースのアプリを使用している気がします。
偏見と憶測ですが、顔認証の登録手順が初期だと顔を回転させるのに対し、このROMでは顔の正面をスキャンするのみなので、セキュリティのレベルは少し低下している可能性はあります。(未検証)
SELinuxはEnforcingです。
バグ
ランチャーの設定を変更した後、なぜかジェスチャーナビゲーションが一切効かなくなる。
導入当初から内蔵されているChromeはバグってて起動しないので、Playストアから更新する必要がある。(そのせいで裏でChromeが落ちてる挙動が起きる)
スムーズディスプレイは項目が存在しない(root化してdfpsを入れれば一応120hz可変になる)
CPU7,6,5,4が常時フルクロックで動作し、端末が発熱する(おま環の可能性あり)
総評
今ある中では悪くないので、不具合を許容できる、また修正ができるならおすすめ。